† MAKE BELIEVE †

『KILLorDIE』 第四話『必要ないこと』



朝、運良く敵は来なかった。2人して眠ってしまうとは不覚だ。あまかった。
朝が来た時にこいつはぐっすりと気持ち良さそうに眠っていた。
何故か妙に落ち着いた。少し起こすのを躊躇った。
だが、すぐに我に返って起こした。するとこいつは
“うぅ〜ん?”
という感じの表情で、目を擦りつつ体を起こした。まだ邪気のない子供だ。
気になって聞いてみた。
「お前、まだまだ子供だよな?何歳だよ?」
こいつは両手を使って、指を7本立てた。
「なっ、7歳!?確かに見た目はそんなもんだが、その年齢でこんなっ…」
幼すぎる!!まだ小2だぞ!?この状況は厳しすぎるだろう…!!
こんな経験は、必要ないだろう…!!俺は改めて、この状況を、この世界を、恨んだ…。

どうしたのだろう?舌でも噛んだのかな?
急に黙り込んだこの子を、覗き込むようにして僕は見た。
泣いてるみたいに、悲しい顔をしていた。
それにしても、いつ死ぬかもわからない状況で僕らは今生きている。
本当なら、それが当たり前、考える必要もなにのだけれど、
なんだかそれが、とてもすごいことのように思えてきた。
そして僕は嬉しくなって“ふふん”と、笑った。

でもこいつは笑ってた。すごく幸せそうに、今も笑ってる。
きっとこいつはこれでいいんだ。こいつが泣かないように、
この笑顔が壊れないように、俺が守ればいい。
そう考えて俺はこいつに笑顔を返した。
…はは、笑ってら、こいつ。バッカでぇ…。涙が、溢れた。

何故だろう?この子が泣いてる。笑いながら泣いてる。
さっきからどうしたのかなぁ?
分からないけど昨日の悩みはあまり記憶にないみたいだった。
「そろそろ、腹減ってきたな。飯食いに行こうか?」
僕は強く頷いた、後にやっぱり首を横に振った。すると…
「大丈夫、殺す必要はない。財布だけ盗ればいい。俺が頑張るから、お前は見てればいい。」
それはそれで嫌だったけれど、我儘は言えないし、言ってしまえば、全部必要ないことだ。
でもしなくちゃいけない。それなら、この方法が、僕らに出来る最良の方法な気がした。

一瞬、心配そうな顔をした後、こいつは何を思ったのか、穏やかな顔で頷いた。
そして、俺らは移動し始めた。
歩き出してもうだいぶ経つが人影は無い。
こいつがしんどそうだったので、俺は座り込んだ。
「お前も座れよ。作戦をおさらいしよう。」
こいつは頷いて、座った。わりと元気なようだったので、よかった。
「いいか?敵を発見したら、お前の爆弾を俺の腹に付ける。
そしてスイッチも俺が持つ。
で、こっからは俺だけの作業だが聞いてくれ。
その後俺は、敵が爆弾に巻き込まれるぎりぎり手前のところでスイッチを押す。
で、煙に紛れて近付き、斧を奪って投げたら、蹴り倒してのしかかる。
そして、ここから再びお前の登場。俺が押さえつけとくから、お前が財布を盗る。
で、お前は走って逃げる、途中に爆弾を置いて、また、俺がぎりぎり手前でスイッチを押す。
最後は俺がお前に追い付いて、もう一度爆弾を置いて、すぐスイッチを押せば、
確実に敵を撒いて逃げられ、万々ざーいでうまい飯にありつけるってわけだ。」
こいつは、話してる途中も“こくこく”と何度も頷いていたが、
作戦を言い終わると、大きく頷いた。
「とは言ったものの、もう時間も遅いか…。」
辺りはもう暗くなっていた。
「お前、今いくら持ってんだ?」
するとこいつは、財布を出した。ごつい革財布だった。
こいつに、こんなにごつい財布は…親は持たせないだろう…。
必要ないし…。
てことは…だな。
この状況をまた改めて知った。こいつも生きる為に、
人を殺さなくてはならなかったのだろう…。
だが、それも、今日限り。
こいつに、殺す事なんて必要ない。
殺すのは俺がする。汚い仕事は全部、俺がする。
もしこの世界が元に戻った時、こいつの心が荒んでしまわないようにする為にも。
そう思い、俺は暗い顔をやめ、言った。
「なんだ、一銭もなしか。まぁいいや、俺の持ち金を出しゃ、今晩ぐらいはなんとかなるな。」
こいつはすまなさそうに頭を下げた。
「いいって事よ。おめぇが居ねぇと俺も困るしな。独りは嫌だよ、誰だってそうだろ?」
こいつはにっこり笑って頷いた。
そして俺らはコンビニで適当に買って、ゆっくり食べて、
昨日と同じシステムで、交替で見張りをしながら、眠った。


夢を持ってる人は
未来を愛する人ではなく
未来を信じる人
僕はそうだから
間違いはないはず

未来


未来を愛するという人は
嘘つきだと思う
未来はこれから造るものだから
愛そうにも愛せないじゃん

過去


過去を愛する人は
悲しい記憶も愛せる
大きな人だと思うけれど
今が嫌いなのだとも思う
それは不様だと思う


今を愛する人は
綺麗な人だと思う
だって
精一杯生きてるのだろうから
これからもそうだろうから

終り着く所


この世界は今日、終えます
明日を迎えず
静かに沈んで逝きます
私もそう、あなたもそう…

そんな最後の世界で
私たちは静かに目を閉じて
この世界を振り返る…



日光に、感謝をして
「今までお疲れ様」と
暖かな微笑みを贈ろう…
月光に、別れを告げて
「傍に居てくれたね」と
優美な想いを贈ろう…
さぁ、私は終わろう…



この世界は今日、消えます
蓋を閉じて
僅かに壊れて逝きます
私もそう、あなたもそう…

不思議な世界の終わりに
沢山の思い出を飾って
この世界を振り返る…



青空に、憂鬱して
「そうだね、ありがとう」と
1つずつの言葉に御礼を贈ろう…
森林に、感慨して
「大丈夫、憶えてるよ」と
沢山の思い出を贈ろう…
そして、私は終わろう…


緩やかな時の流れも
確実に、残酷に
終わりに近づいていって
私たちの終わり着く所も
そろそろ見え始めた…

さぁ、最後に私に
溢れる言葉を贈ろう…
今にも絶えそうな
小さな月光に包まれて
私は目を閉じる…
沢山笑えたな
沢山愛したな
生きててよかったな…
1つずつ噛み締めて…

月光が途絶えた
風が吹き抜けた
世界が沈み始めた
さぁ、私も終わろう…

さようなら
私を愛してくれた
総てのものへ…
私が愛した、この世界へ…

そしてさようなら
大好きな私へ…



季節の音


また世界に風が吹いた
緩やかに自然は揺れた
春風のような暖かさに
季節は足並みを揃えていて

太陽が昇って
沈む内に、風はまた吹き
月が昇る頃に
私は歌う…



優しい季節の音に
心は暖められ
怖がっていた感情さえ
解かしてしまうように
暖かい雨が降る
壮大な地球の神秘と
大自然たちは
優しい光となって
私の涙を拭ってくれた



春が終わり、夏が来て
秋が通り過ぎれば
また冬が来る
生命の休みの季節

暖かな日差しを待つ鳥達
私と共に奏でよう
いつか聴いた季節の音を



感情線を独り奏でた
あの日の想いも
綴るようにしっかりと
覚えてきたはず
傍に居た自然たちも
降り注いだ月光も
目を閉じれば
私に語り掛けてくれる
また、季節は来ると…


この世界と
私はシンクロして
季節の優しい音は
また響く

世界を刺激して
雪が降る
真っ白な世界で
私は歌い、奏でる


静かに目を閉じて
心に響かせる言葉
また、季節は来ると
季節の音は、また響くと…



きっとまた


許せなかった事だって
沢山あったよ
優しいばっかりじゃないんだよ
傷付け合うのは、お互い様だよ…

いつだって
そんな風に僕らは
過ちばかり、見ていて…



平気な顔してるのは
僕だってそうだった
君ばかり悪くして
自分は何も悪くないなんて
都合だけで考えてた
今更気付いたって
遅すぎるよね…?


僕らは別に
傷付け合ったわけじゃない
ただ、すれ違う態度が
お互いを誤解させていただけ…

気付いたって、遅いって
わかってたって考える…



気付くのも、考えるのも
本当に遅すぎた
「今更だよな…?」
ごめんなって伝えに
君のいないあの橋へ
僕は歩きだした…


遅すぎじゃなかった…
僅かに遅かった…
君と沢山の思い出を作った
この橋で立ちすくむ

「馬鹿だった…」
って考えた…

いつかまた
君がここへ来た時に
伝わればいい
そう思って僕は
月に向かって目を閉じた

きっとまた
君はここへ来ると
強く信じてこの場所に
そっと涙を残した…



届くなら


いつもの帰り道で
今日、君がしゃがみ込んでいた
にわかに雨が降りだして
君の頬を伝っていった

「涙じゃないよ」
と強がる君に
「泣いてもいいよ」
と僕も座り込んだ



ずっとずっと
君を好きだったわけじゃないけど
ずっと何かを抱いてた
好きとか笑ってほしいとか
決まった形じゃない気持ちもあったけど
今の気持ちは「好き」だから
君に伝われば良いな



久しぶりに雨が降った帰り道
また君がしゃがんでた
僕は立ち止まって
少し戸惑っていた

「今日はほんとに泣いてないよ」
って言ってる君に
「大丈夫、分かってる」
って、小さく微笑んだ…



「本当は私もずっと
君の事そんな風に思ってたよ」って
急に言われた僕は
「つまりそれは…?」
って催促した
「言わせるなよ」
って君は可愛く怒って
僕は少し目を閉じた


お互いの気持ちを
しっかり結ぶように
慎重に、でも力を込めて…

僕は目を開き
言葉を選び、放つ
「君を愛していいかな…?」
君はゆっくり、頷いた…



it


I DON'T KNOW IT.
BUT I KNOW IT'S CRAZY.
IT'S SO BEAUTIFUL THING.
WHY DO YOU HATE IT?

I LIKE IT.
YOU'LL NEVER LIKE IT.
I THINK...



'CAUSE YOU LIKE NO DIRT THING.
THEN YOU CAN'T LIKE IT.
DO YOU KNOW WHY?
BECAUSE YOU ARE FOOL.
OR RATHER,YOU ARE CRAZY TOO.
IN SHORT,YOU ARE ECCENTRIC.
HAHAHA.FUCK AWAY.



DEAR DON'T LIKE IT MAN.
GO OUT SOMEWHERE.
AND DIE OR GET OUT.

OR,PLEASE LOUDLY SHOUT,
“I'M NE'ER DO WELL!”
I KNOW...



YOU ARE FOOL AND CRAZY.
AND STILL VERY LIAR.
YOU ARE ROT ONE BY ONE.
SO,PLEASE BECOME A THIS WORLD'S SLAVE.
THEN BREAK.
AND YET IT IS KEEP EXISTING BEAUTIFULLY.
HAHAHA.
LOOK AT YOUR APPEARANCE.


IT IS VERY GOOD THING.
PLEASE BELIEVE THIS AFFAIR.
IT'S SO KIND AND CRAZY.
IT'S NOT DUST AND DIRTY.
I LIKE AND NEED IT.
PLEASE BECOME LIKING IT.
PLEASE LOVE IT.



I DON'T KNOW IT.
BUT I LOVE IT...

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【OLD】中3

【FAVORITE】
小説(乙一、恩田陸、西尾維新、
山田悠介、金原ひとみ)

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音楽バンド(ELLEGARDEN、STRAIGHTENER、
GREENDAY、NIRVANA、UVERworld、
SEXPISTOLS、椎名林檎、
ASIANKUNG-FUGENERATION、
東京事変、hide、THEWHO、など)
ついでに…『PUNKS NOT DEAD』

【HOBBY】
小説を書く(趣味の範囲で)
小説を読む
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詩(詞)を読む(見るかな??)

【HATE】
戦争、甘い物、太陽
ジャニーズ系、迷惑な人間共
REGEA、車のライト

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ここでは基本的に“詩(詞)”しか、
載せません。気が向いたら小説も
載せようかなぁ、みたいな感じです。
みなさん、コメントよろしくぅ(*´∀`)

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